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未来につながるキャンプのチカラ

 7月の4泊5日をつかって、ある教員養成系大学のキャンプ実習に同行してきました。このキャンプでは、自然豊かな森林のキャンプ場でシンプルな生活を新たな仲間とともに送った後、メインプログラムとして、仲間とともに日本一の山、富士登山にチャレンジしました。
 大雨に見舞われたりする、悪状況の中での登山でしたが、登頂し下山してきた学生たちがみんなとてもいい表情をしていたのが印象的でした。

 学生たちからは、
「仲間がいたからチャレンジできた」
「キャンプでシンプルな生活を経験して、日常の資源の無駄を感じた。自分の生活を見直してみたい」
「ヒトっていいなと思った。自然っていいなと感じた」
などなど、うれしい感想を聞かせてもらうことができました。中には、感想を話しながら思いが込み上げて、涙を浮かべるキャンパーも見られました。

 現在、文部科学省は小学校で「1週間の自然体験活動」の導入を進めています。子どもたちの豊かな成長における、自然体験活動の重要性が見直されているのです。
 今回参加していたキャンパーの多くは学校の先生を目指しています。また、彼らの多くはやがて子どもを育てる親となることでしょう。今回、彼らはキャンプのチカラを借りて、これまでよりももっと地球を、仲間を、自分を大切にする心を育てることができたではないでしょうか。この経験と温かい思いを持って、将来子どもたちともかかわってもらえたらいいなと思う、そんなキャンプでした。

    (キャンプインフォメーションセンター・コーディネーター 木本多美子)


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